おはにちわっ!!
・・と、毎回言っているこの挨拶ですが・・
今回はかなり反省しなければいけないキャンプになってしまって、凹みまくってます。予知予防が出来たにも関わらず、キャンプしたい!って突っ走った結果、色々な方にご迷惑をおかけした挙げ句に、命があって良かったね。・・と言う感じのキャンプになってしまったと言うお話をします。
筆者はとてつもなく後悔しています。
こんな感じで、勢いで行ったら結果こうなった。と言う悪い見本として見て頂ければ幸いです。内容の中には、不快になる可能性もある動画(GIFアニメ)も含みます。台風で被災された方達には不謹慎に思われる方もいらっしゃるかもしれません。これら動画は、筆者が一人「怖い」と言うのを紛らわす為に撮影したもので、悪ふざけのような趣旨で撮った訳では無い事を先にお伝え致します。
場所は沿岸沿いのとあるキャンプ場。
天候が良ければ、穏やかな海と、海の向こうに富士山が見えるような素敵なキャンプ場です。筆者は本格的にキャンプを始めてから8年位経ったのですが、海でのキャンプは今回が初めて。
勿論、行く前に海風って強いんだろうな・・と言う考えのもと、キャンプ場の地域天気と風速を、Googleで「○○県 天気」と検索して出てくるような天気予報サイトを参考にして行きました。
台風が接近している予報であるものの、当日の予報は「曇りのち雨」の予報。風速は最高でも5mの予報が書かれていました。後述しますが、これがそもそもの間違いでした。
キャンプ場の予約は電話のみとの事で、電話の際
① 風は大丈夫そうか?
② テントはワンポールですが大丈夫でしょうか?
と念の為確認したのですが、現状ではわからないとの事で、現地到着後に判断する事に。現地到着したところ、風はまだそこまで強くなく、車で来られている方達がすでにテントを張っておりました。
しかし、早速テントを張ってみたものの、雨雲が近づくにつれて風がどんどん強くなる。
↑クリックで筆者のInstagramページに飛びます。
動画を再生すると風の音も聞こえるかと思います。
↑GIF画像
この状態だと、恐らく風速10m以上は確実に出ています。
天気予報を再度確認しましたが、やはり風速予報は変わらず。
ただし「強風」の注意報が出ていました。筆者はここで風速5mなら強風でも大丈夫だよね・・と考えてしまいました。なんと言うか、楽観的過ぎて呆れるんですが、ここで「強風とは」とかでググっていればよかった。強風注意報とは、大体毎秒14~17m位の風、最大で30m以上の風。風により災害がおきる可能性がある時に発令されるそうで、この時点で筆者のテントの耐久限界風速の2~3倍は吹く予報だった訳です。
では、なぜ風速予報は5mだったのか?
筆者は大まかに「○○県」と検索して出てきた予報を見たのですが、そもそも○○県と言う時点で広範囲。その中には市街地も含まれていて、海岸線の予報は別にあったのです。
「海風 予報」と検索して出てきたサイトで、海天気.JPと言う予報サイトが出てきました。
海天気.JP(公式サイト)→https://www.umitenki.jp/
例えば、普通の天気予報だと
赤枠の部分の予報だけだと風速5mくらいかーって感じに見えます。
それが、海天気.JPとかの沿岸の風予報だと
※ 日付はどちらも同日ですが、キャンプ当日ではありません。
沿岸部の細かい場所の風速予報が確認できるんですね。
これだと5mどころじゃない事がわかるかと思います。
どちらにせよ、筆者は認識を間違ったままキャンプを続行。日が落ちるに連れて雨風も強まり、仕方なくタープを解いてテントの中に引きこもりました。そこに珍客が訪れるとも知らずに。
猫っ!!!!
テント入口をしっかり閉じていたのに、この暴風雨の中、テントに潜り込んできました。目が病気なのか、あまり見えてなさそうで、凄く痩せ細った子猫でした。
筆者はこの時、インナーテントの中に引きこもっていて、前室にポップコーンやら何やら置きっぱなしにしてたので、お腹好かせた猫がポップコーンをぶちまけてくれました^^;
最初はコラっ!って怒ったらビックリして逃げようとしたんですが、この雨風の中お腹空かせた子猫を外におっぽり出す事も出来ず、仕方ないのでちょっとだけポップコーンを分けてあげました。
・・・そんな目で見るなよ・・・
鼻も効かないのか、目の前にあるポップコーンだけしか気が付かない。無くなるとすぐにニャーニャー言っておかわりを要求してくる。かなり人慣れしているので、キャンプ場でこうやって餌にありついていたのかもしれない。
食べたらおとなしくしとけ。
ほとぼり冷めたら勝手に出ていくだろうと、インナーテントのジッパーを閉めて籠城を決め込む。
↑クリックで筆者のInstagramページに飛びます。
動画を再生すると風の音も聞こえるかと思います。
そうこうしている内に、テント全体がうねるような強風にさらされるように・・・明らかに風の質が変わり20~30m以上の風が吹いてました。大人しくしていた猫も、風が強くなる度にニャーニャー言ってインナーテントの中に入ってこようとする。最初は片付けたポップコーン目当てにインナーテントのメッシュを頭でグイグイ押して無理やり入りたがっていたものの、風が強まるにつれ、ポップコーンではなく、筆者の頭をツンツンしてくるように。
コットをこんな風に設置していたので、メッシュ側が筆者の頭の位置。
この猫、暫くニャーニャー言った後大人しくなるのでは無く、外に出てちょいちょい戻ってくるようで、風が強いから「中に入れてくれー」なのか「危ないから避難しろって!!」なのか、段々と何か訴えてくる感じに。猫は尋常では無いし、こんな状態ではテント内で寝れる訳もなく、ここでやっと、キャンプ場のお風呂場に避難することにしました。
外に出ると雨は殆ど降っていないものの、風でまともに歩けない。衣類や食料、寝袋や灯火類、バーナー、貴重品の移動が終わり、テントを畳もうとしたその時、下から巻き上げるような突風が吹いてバキョン!!!!!っと音とともにポールが折れフライシートが避ける音が・・
↑クリックで筆者のInstagramページに飛びます。
動画を再生すると風の音も聞こえるかと思います。
GIFでは分かりづらいんですが、トタンの屋根がガタガタと震え、木組みの風呂場が振動するくらいの強風に・・・
直接の雨漏りはありませんが、トタンの波状の部分から風に煽られて水滴が侵入してくるので床も結構濡れてしまい、寝袋にも被害が。幸いにも強撥水加工されていたお陰か、中にまで浸透する事無く耳栓をして少し休むことは出来ました。
全ては自業自得の結果なのですが、一人この状態で過ごすのは心細く、この時していたのは上記のような動画を撮ったりレポートまがいの不謹慎な事をしておりました。
1日をとりあえず越せたものの、風は強くなるばかり。
翌朝、予報と全く違う天候に海風予報を発見し、台風並みの風速だった事を認識。
雨は降らないものの、その日一日中この風は納まらない予報。
お昼頃、少し青空が見えるようになってから風が一時納まってきたので、その間にテント他一切合切回収。
バイクスタンドを風下側にして地面との間に大きめの板を噛ましていたとは言え、あの強風でよくバイクも倒れずにいてくれました。テントもマニュアル通り風下に出入り口を設定した為か無事に残っていてくれました。
テント内に潜り込んだところです。
テント窓がめくれ上がって中に水が入ってしまっていましたが、驚いたことにテント内は殆ど濡れておらず、高い防水性を感じました。残していたコットもチェアも無事回収。
新調したワンポールテントのY字型支柱がねじ切れてしまいました。
避難する際に出入り口のジッパーを開いていたせいで、Y字片側にとてつもない負荷がかかったのだと思います。こまめに開閉して避難していればこんな事にはならなかったかもしれません。
折れたポールがフライシートを切り裂きました。
購入して2回目のキャンプ。
落胆よりも、本当に馬鹿な事をしたと後悔でいっぱいになりました。テントの説明書に書かれていた10m以上の風が吹いている時は使用しないでくださいと言う注意書きが何回も頭の中をグルグルしていました。
一緒に宿泊した車組みの方達もテントを放棄して車に避難されていました。タープとテントが強風で滅茶苦茶に・・他人事では無く痛々しかったので写真は撮りませんでしたが、品質に定評がある某有名メーカーのテントですらここまで潰れてしまうのかと言う惨状でした。
キャンプ場のオーナーさんに連絡。3泊料金とお風呂料金を先に払っていたものの、天候が回復する明日帰る事を伝え、お風呂場も再度お借りできることに。
1日過ごせるだけの食材を今のうちに仕入れて、お風呂場に立てこもる。昨日とは違いコットも回収出来たので知らない間に寝てしまっていた。起きたのは夕方。やはり日が落ちてくるにつれて風も強まっていき、昨日より更に風が強く感じて、予報を見ると最大風速48mの予報に愕然。
↑クリックで筆者のInstagramページに飛びます。
動画を再生すると風の音も聞こえるかと思います。
風が少し弱まっている時に撮ったのですが、スマフォを構えていられない位の風が吹き、まともに立っていられませんでした。
トイレに行った時に波が非常に高かったので何枚か撮った中の一枚です。風でスマフォがブレるので何枚か撮っていたら鳥が風に煽られて真下に落ちて行きました。
避難場所の風呂場に戻っても、ガタガタと言う音と、室内に入り込む風でお風呂場ごと飛ばされるのではないか?と不安な一夜を過ごしました。
キャンプ場3日目の朝。
嘘のような快晴。
海の向こうに富士山が。
天候が良ければ絶景が望める素敵なキャンプ場なのだと再認識。
キャンプ場の見える範囲に散らばっていたダンボールゴミやゴミ箱の蓋を片付けて、ご迷惑をおかけしたサイトを後にします。とにかく疲労感が強く、途中のコンビニで破損したテントを郵送し、少しでも荷物を軽くして帰宅。
その後、テントのインナーは無事だし、修理が出来ないか?と、テントメーカー様に連絡を入れたところ、購入したてだと言うことで破損したパーツを交換して頂ける事になりました。メーカー様ご対応に深く感謝すると共に、本当にご迷惑をおかけいたしましたこと、この場をお借りして深謝致します。
また、今回筆者がお世話になったキャンプ場ですが、この記事の内容ではご迷惑になるだけと思いますので具体的な場所は記載しません。東京から2時間ほどでアクセス可能で、ここまで絶景が望める快適な場所は希少です。筆者が陥った内容は自業自得ですし、安全管理は自己の責任ですので、機会があれば改めて紹介できたら良いなと思います。
■ 今回のまとめ ■
・ 地域予報と海岸線の風予報は異なる
・ 地域予報であっても注意報や警報が発令されている場合は詳細情報を必ず確認する
・ テントの限界風速を必ず把握しておくこと
・ 現地到着後、状況を見て景色よりも風が避けられる地形に設置する
・ 安全管理を怠っても良いことは一つもない
本当に馬鹿なことをしました。
たまたま大事故に至らなかったのを教訓にして、今後楽しくキャンプできたらと思います。
■ 関連リンク ■
UJack公式ホームページ→https://ujack.co.jp/
タグ:ワンポールテント
カテゴリ:アウトドア
カテゴリ:バイク
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・・と、毎回言っているこの挨拶ですが・・
今回はかなり反省しなければいけないキャンプになってしまって、凹みまくってます。予知予防が出来たにも関わらず、キャンプしたい!って突っ走った結果、色々な方にご迷惑をおかけした挙げ句に、命があって良かったね。・・と言う感じのキャンプになってしまったと言うお話をします。
筆者はとてつもなく後悔しています。
こんな感じで、勢いで行ったら結果こうなった。と言う悪い見本として見て頂ければ幸いです。内容の中には、不快になる可能性もある動画(GIFアニメ)も含みます。台風で被災された方達には不謹慎に思われる方もいらっしゃるかもしれません。これら動画は、筆者が一人「怖い」と言うのを紛らわす為に撮影したもので、悪ふざけのような趣旨で撮った訳では無い事を先にお伝え致します。
場所は沿岸沿いのとあるキャンプ場。
天候が良ければ、穏やかな海と、海の向こうに富士山が見えるような素敵なキャンプ場です。筆者は本格的にキャンプを始めてから8年位経ったのですが、海でのキャンプは今回が初めて。
勿論、行く前に海風って強いんだろうな・・と言う考えのもと、キャンプ場の地域天気と風速を、Googleで「○○県 天気」と検索して出てくるような天気予報サイトを参考にして行きました。
台風が接近している予報であるものの、当日の予報は「曇りのち雨」の予報。風速は最高でも5mの予報が書かれていました。後述しますが、これがそもそもの間違いでした。
キャンプ場の予約は電話のみとの事で、電話の際
① 風は大丈夫そうか?
② テントはワンポールですが大丈夫でしょうか?
と念の為確認したのですが、現状ではわからないとの事で、現地到着後に判断する事に。現地到着したところ、風はまだそこまで強くなく、車で来られている方達がすでにテントを張っておりました。
しかし、早速テントを張ってみたものの、雨雲が近づくにつれて風がどんどん強くなる。
↑クリックで筆者のInstagramページに飛びます。
動画を再生すると風の音も聞こえるかと思います。
↑GIF画像
この状態だと、恐らく風速10m以上は確実に出ています。
天気予報を再度確認しましたが、やはり風速予報は変わらず。
ただし「強風」の注意報が出ていました。筆者はここで風速5mなら強風でも大丈夫だよね・・と考えてしまいました。なんと言うか、楽観的過ぎて呆れるんですが、ここで「強風とは」とかでググっていればよかった。強風注意報とは、大体毎秒14~17m位の風、最大で30m以上の風。風により災害がおきる可能性がある時に発令されるそうで、この時点で筆者のテントの耐久限界風速の2~3倍は吹く予報だった訳です。
では、なぜ風速予報は5mだったのか?
筆者は大まかに「○○県」と検索して出てきた予報を見たのですが、そもそも○○県と言う時点で広範囲。その中には市街地も含まれていて、海岸線の予報は別にあったのです。
「海風 予報」と検索して出てきたサイトで、海天気.JPと言う予報サイトが出てきました。
海天気.JP(公式サイト)→https://www.umitenki.jp/
例えば、普通の天気予報だと
赤枠の部分の予報だけだと風速5mくらいかーって感じに見えます。
それが、海天気.JPとかの沿岸の風予報だと
※ 日付はどちらも同日ですが、キャンプ当日ではありません。
沿岸部の細かい場所の風速予報が確認できるんですね。
これだと5mどころじゃない事がわかるかと思います。
どちらにせよ、筆者は認識を間違ったままキャンプを続行。日が落ちるに連れて雨風も強まり、仕方なくタープを解いてテントの中に引きこもりました。そこに珍客が訪れるとも知らずに。
猫っ!!!!
テント入口をしっかり閉じていたのに、この暴風雨の中、テントに潜り込んできました。目が病気なのか、あまり見えてなさそうで、凄く痩せ細った子猫でした。
筆者はこの時、インナーテントの中に引きこもっていて、前室にポップコーンやら何やら置きっぱなしにしてたので、お腹好かせた猫がポップコーンをぶちまけてくれました^^;
最初はコラっ!って怒ったらビックリして逃げようとしたんですが、この雨風の中お腹空かせた子猫を外におっぽり出す事も出来ず、仕方ないのでちょっとだけポップコーンを分けてあげました。
・・・そんな目で見るなよ・・・
鼻も効かないのか、目の前にあるポップコーンだけしか気が付かない。無くなるとすぐにニャーニャー言っておかわりを要求してくる。かなり人慣れしているので、キャンプ場でこうやって餌にありついていたのかもしれない。
食べたらおとなしくしとけ。
ほとぼり冷めたら勝手に出ていくだろうと、インナーテントのジッパーを閉めて籠城を決め込む。
↑クリックで筆者のInstagramページに飛びます。
動画を再生すると風の音も聞こえるかと思います。
そうこうしている内に、テント全体がうねるような強風にさらされるように・・・明らかに風の質が変わり20~30m以上の風が吹いてました。大人しくしていた猫も、風が強くなる度にニャーニャー言ってインナーテントの中に入ってこようとする。最初は片付けたポップコーン目当てにインナーテントのメッシュを頭でグイグイ押して無理やり入りたがっていたものの、風が強まるにつれ、ポップコーンではなく、筆者の頭をツンツンしてくるように。
コットをこんな風に設置していたので、メッシュ側が筆者の頭の位置。
この猫、暫くニャーニャー言った後大人しくなるのでは無く、外に出てちょいちょい戻ってくるようで、風が強いから「中に入れてくれー」なのか「危ないから避難しろって!!」なのか、段々と何か訴えてくる感じに。猫は尋常では無いし、こんな状態ではテント内で寝れる訳もなく、ここでやっと、キャンプ場のお風呂場に避難することにしました。
外に出ると雨は殆ど降っていないものの、風でまともに歩けない。衣類や食料、寝袋や灯火類、バーナー、貴重品の移動が終わり、テントを畳もうとしたその時、下から巻き上げるような突風が吹いてバキョン!!!!!っと音とともにポールが折れフライシートが避ける音が・・
↑クリックで筆者のInstagramページに飛びます。
動画を再生すると風の音も聞こえるかと思います。
GIFでは分かりづらいんですが、トタンの屋根がガタガタと震え、木組みの風呂場が振動するくらいの強風に・・・
直接の雨漏りはありませんが、トタンの波状の部分から風に煽られて水滴が侵入してくるので床も結構濡れてしまい、寝袋にも被害が。幸いにも強撥水加工されていたお陰か、中にまで浸透する事無く耳栓をして少し休むことは出来ました。
全ては自業自得の結果なのですが、一人この状態で過ごすのは心細く、この時していたのは上記のような動画を撮ったりレポートまがいの不謹慎な事をしておりました。
1日をとりあえず越せたものの、風は強くなるばかり。
翌朝、予報と全く違う天候に海風予報を発見し、台風並みの風速だった事を認識。
雨は降らないものの、その日一日中この風は納まらない予報。
お昼頃、少し青空が見えるようになってから風が一時納まってきたので、その間にテント他一切合切回収。
バイクスタンドを風下側にして地面との間に大きめの板を噛ましていたとは言え、あの強風でよくバイクも倒れずにいてくれました。テントもマニュアル通り風下に出入り口を設定した為か無事に残っていてくれました。
テント内に潜り込んだところです。
テント窓がめくれ上がって中に水が入ってしまっていましたが、驚いたことにテント内は殆ど濡れておらず、高い防水性を感じました。残していたコットもチェアも無事回収。
新調したワンポールテントのY字型支柱がねじ切れてしまいました。
避難する際に出入り口のジッパーを開いていたせいで、Y字片側にとてつもない負荷がかかったのだと思います。こまめに開閉して避難していればこんな事にはならなかったかもしれません。
折れたポールがフライシートを切り裂きました。
購入して2回目のキャンプ。
落胆よりも、本当に馬鹿な事をしたと後悔でいっぱいになりました。テントの説明書に書かれていた10m以上の風が吹いている時は使用しないでくださいと言う注意書きが何回も頭の中をグルグルしていました。
一緒に宿泊した車組みの方達もテントを放棄して車に避難されていました。タープとテントが強風で滅茶苦茶に・・他人事では無く痛々しかったので写真は撮りませんでしたが、品質に定評がある某有名メーカーのテントですらここまで潰れてしまうのかと言う惨状でした。
キャンプ場のオーナーさんに連絡。3泊料金とお風呂料金を先に払っていたものの、天候が回復する明日帰る事を伝え、お風呂場も再度お借りできることに。
1日過ごせるだけの食材を今のうちに仕入れて、お風呂場に立てこもる。昨日とは違いコットも回収出来たので知らない間に寝てしまっていた。起きたのは夕方。やはり日が落ちてくるにつれて風も強まっていき、昨日より更に風が強く感じて、予報を見ると最大風速48mの予報に愕然。
↑クリックで筆者のInstagramページに飛びます。
動画を再生すると風の音も聞こえるかと思います。
風が少し弱まっている時に撮ったのですが、スマフォを構えていられない位の風が吹き、まともに立っていられませんでした。
トイレに行った時に波が非常に高かったので何枚か撮った中の一枚です。風でスマフォがブレるので何枚か撮っていたら鳥が風に煽られて真下に落ちて行きました。
避難場所の風呂場に戻っても、ガタガタと言う音と、室内に入り込む風でお風呂場ごと飛ばされるのではないか?と不安な一夜を過ごしました。
キャンプ場3日目の朝。
嘘のような快晴。
海の向こうに富士山が。
天候が良ければ絶景が望める素敵なキャンプ場なのだと再認識。
キャンプ場の見える範囲に散らばっていたダンボールゴミやゴミ箱の蓋を片付けて、ご迷惑をおかけしたサイトを後にします。とにかく疲労感が強く、途中のコンビニで破損したテントを郵送し、少しでも荷物を軽くして帰宅。
その後、テントのインナーは無事だし、修理が出来ないか?と、テントメーカー様に連絡を入れたところ、購入したてだと言うことで破損したパーツを交換して頂ける事になりました。メーカー様ご対応に深く感謝すると共に、本当にご迷惑をおかけいたしましたこと、この場をお借りして深謝致します。
また、今回筆者がお世話になったキャンプ場ですが、この記事の内容ではご迷惑になるだけと思いますので具体的な場所は記載しません。東京から2時間ほどでアクセス可能で、ここまで絶景が望める快適な場所は希少です。筆者が陥った内容は自業自得ですし、安全管理は自己の責任ですので、機会があれば改めて紹介できたら良いなと思います。
■ 今回のまとめ ■
・ 地域予報と海岸線の風予報は異なる
・ 地域予報であっても注意報や警報が発令されている場合は詳細情報を必ず確認する
・ テントの限界風速を必ず把握しておくこと
・ 現地到着後、状況を見て景色よりも風が避けられる地形に設置する
・ 安全管理を怠っても良いことは一つもない
本当に馬鹿なことをしました。
たまたま大事故に至らなかったのを教訓にして、今後楽しくキャンプできたらと思います。
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タグ:ワンポールテント
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