おはにちわ!
WORKMAN Plusで噂の一般向け空調服、" WindCore "
WORKMANのオンラインストアでも販売が開始されたようです。
オンラインストアではバッテリー+ファンのセット販売のみ。
一部取扱の実店舗では、単体販売されているとの事。
で、今回は” その2 "の記事でちょろっと紹介した、モバイルバッテリーの昇圧に成功したので記事にした次第です。
★ CAUTION ★
この記事に書かれている方法は、メーカー推奨の方法ではありません。
WORKMANの公式ページにも記載されていますが、故障の原因や保証の対象外となる事を十分理解した上で、以下の記事をお読み下さい。
また、この記事に書かれている事を参考にされた場合、何かトラブルがあっても、ご自身の責任となる事を十分ご理解下さい。
この方法で浮くコストは、全ての道具を揃えた場合、大体6千円~8千円くらいになるので、結果として純正の約半分くらいしか節約できません。純正以上の性能、安全性を保証するものではありませんし、使い勝手の良さは純正以下だと思います。
と、まぁ、ここまで読んで頂いた方は十分ご理解頂けたと思いますので、本題に入ります。
今回試したのはこれ。
USBのオスメス端子のついた昇圧回路です。
これを5Vのモバイルバッテリーに接続すると、テスターで9V前後で安定。
ファンに接続して実用すると8V前後の電圧が得られました。
今回はこれに、もう一つ回路を足します。
同じく、USBオスメス端子のついたスピードコントローラー回路。
この回路に搭載されているつまみを目一杯左側に回すと「カチッ」と音が鳴って電源OFF。
右側に回すと電圧が上がって、テスター結果だと最大7V前後の電圧が得られました。
両回路とも国際便で日数がかかりますが、ちゃんと動いてくれました(※)
※値段が値段なので、恐らく商品品質にバラツキがある事も念の為書いておきます。
類似品が多く出回っているため、取扱ショップの評価で購入先を決めました。
で、このままでは基盤むき出しなので、簡単なケースを自作しました。
2つの基盤を接続すると、高低差があるので隙間を細かく切ったプラバンで埋めて、結束バンドで固定しただけと言う、とんでもなく大雑把な仕事(笑)ケース素材はできるだけ難燃性の物を使った方が良いと思います。
隙間が結構できてしまうので、結束バンドを中途半端に残して上下に動かないようにしてます。
つまみがあるので、ここだけドリルで穴を開けて、こんな風にテープでぐるぐる巻きにしました。
前にバイクの部品を偽装させるのに使ったカーボン柄のテープが余っていたので巻いてみました。
ケース両端は塞いでないので、このカーボンテープで誤魔化すと言う荒っぽい方法ですが、まぁ、回路むき出しよりは良いかな・・・^^;
早速テスターで計測。
モバイルバッテリーに直挿ししただけの状態であれば、この回路で8.3V前後を計測。
このままWindCoreのファンを回すと、大体7V前後の電圧が得られました。
・・で、モバイルバッテリーにこの回路を直挿しだと取り回しに不便。
この回路は大体全長8cmくらいなので、長さ的には今回使ったモバイルバッテリーと同じくらいの全長になってしまうんですよね・・
って事で、延長コードを購入。
ダイソーで売っていたリール巻取りタイプの物を試したんですが、一応、運用は可能。
ですが、なんだか初動が不安定と言うか、なんだかあやしい。
コードもすぐ切れてしまいそうだし、そもそもアンペア表記も無いので別のものを購入。
今回使ったモバイルバッテリーがUSB3.0対応だったのと、大きな電流に対応した物のほうが安心だろうと言う理由でこれにしました。
ただこれ・・コードが太すぎて取り回しには不向きでした^^;
モバイルバッテリーに挿す部分も低くしたかったのでL型にしたんですが、ちょっと微妙かなぁ・・もっと柔らかくて融通の効きそうなコードがあれば、そちらの方が良いと思います。
で、この延長コードを使用すると、大体6.8V前後をキープ。
ちょっと電圧落ちちゃいますが、致し方ないですね。
二時間程度運用してみましたが、回路は大体、体温くらいの発熱で済んでます。
そしてやっぱり、7V前後の風量はすごい。
ですがこの回路、最大のネックが、モバイルバッテリー側の自動電源がOFFになってしまうと、回路のスイッチをONにしてもファンが回らないんですよね(ファンを止めて一定時間経つと、モバイルバッテリー側で自動OFFになってしまう)
USBコードを抜き差しするか、モバイルバッテリー側面にあるONボタンを押すしか方法が無い。
自動電源ONの状態なら、一定時間は回路の方でON/OFFできるんですけどね^^;
この回路の最大のメリットは、3V~7V前後の範囲で風量が微調整出来る所です。
7V
5V
3.4V(これ以上下にすると、テスターの画面が消えてしまうので計測不可)
自分の好みで調節できるのは良い点だと思います。
実用時には、テスター噛まさないと思いますので電圧はわかりませんが・・
7V運用時、1万mAhのモバイルバッテリーの減りを見る限り、3~4時間は運用可能だと思います。
追記:実験で2時間連続稼働させた所、バッテリーゲージが満の状態から約半分減っています。
使用環境にも左右される事を考えると、やはり3~4時間程かと思われます。
以下、この回路を使ってみたまとめです。
■ 良い点 ■
・ 安価で作成可能
・ 正常な回路であれば安定した電圧が得られる
・ 風量の調整が純正より細かく設定可能
・ モバイルバッテリーでお気軽運用(※)
・ どこか故障した場合、代替品を購入しやすい
■ 悪い点 ■
・ 動作保証が無い
・ 回路むき出しなので、ある程度の加工が必要
・ 純正品と比べて取り回しが悪い
・ 純正バッテリーの方がコンパクトで稼働時間が長い(※)
・ 何かあっても自己責任
(※)付き項目は新たに追記した箇所です。
ってとこですかね。
とりあえず、自室で使っているぶんには今の所問題は無いですが、炎天下で使ってどうなるか・・
それと、7V運用のWindCoreの状態ですが、ジャケット裾を締めすぎると鳩胸状態になって凄いです(笑)ある程度裾からも風を逃してやるほうが、全身クールダウンできて良い感じです。
何度も言いますが、上記方法は自己責任。
投資しても、純正を購入した方が安上がりだった・・!!!なんて事の方が、確率的に遥かに高いです。純正なら動作保証もある程度されますしね。
非常時に使えなくなった時とか、色々手段はあるぜ的な・・そんなネタ話です(笑)
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オンラインストアではバッテリー+ファンのセット販売のみ。
一部取扱の実店舗では、単体販売されているとの事。
で、今回は” その2 "の記事でちょろっと紹介した、モバイルバッテリーの昇圧に成功したので記事にした次第です。
★ CAUTION ★
この記事に書かれている方法は、メーカー推奨の方法ではありません。
WORKMANの公式ページにも記載されていますが、故障の原因や保証の対象外となる事を十分理解した上で、以下の記事をお読み下さい。
また、この記事に書かれている事を参考にされた場合、何かトラブルがあっても、ご自身の責任となる事を十分ご理解下さい。
この方法で浮くコストは、全ての道具を揃えた場合、大体6千円~8千円くらいになるので、結果として純正の約半分くらいしか節約できません。純正以上の性能、安全性を保証するものではありませんし、使い勝手の良さは純正以下だと思います。
と、まぁ、ここまで読んで頂いた方は十分ご理解頂けたと思いますので、本題に入ります。
今回試したのはこれ。
USBのオスメス端子のついた昇圧回路です。
これを5Vのモバイルバッテリーに接続すると、テスターで9V前後で安定。
ファンに接続して実用すると8V前後の電圧が得られました。
今回はこれに、もう一つ回路を足します。
同じく、USBオスメス端子のついたスピードコントローラー回路。
この回路に搭載されているつまみを目一杯左側に回すと「カチッ」と音が鳴って電源OFF。
右側に回すと電圧が上がって、テスター結果だと最大7V前後の電圧が得られました。
両回路とも国際便で日数がかかりますが、ちゃんと動いてくれました(※)
※値段が値段なので、恐らく商品品質にバラツキがある事も念の為書いておきます。
類似品が多く出回っているため、取扱ショップの評価で購入先を決めました。
で、このままでは基盤むき出しなので、簡単なケースを自作しました。
2つの基盤を接続すると、高低差があるので隙間を細かく切ったプラバンで埋めて、結束バンドで固定しただけと言う、とんでもなく大雑把な仕事(笑)ケース素材はできるだけ難燃性の物を使った方が良いと思います。
隙間が結構できてしまうので、結束バンドを中途半端に残して上下に動かないようにしてます。
つまみがあるので、ここだけドリルで穴を開けて、こんな風にテープでぐるぐる巻きにしました。
前にバイクの部品を偽装させるのに使ったカーボン柄のテープが余っていたので巻いてみました。
ケース両端は塞いでないので、このカーボンテープで誤魔化すと言う荒っぽい方法ですが、まぁ、回路むき出しよりは良いかな・・・^^;
早速テスターで計測。
モバイルバッテリーに直挿ししただけの状態であれば、この回路で8.3V前後を計測。
このままWindCoreのファンを回すと、大体7V前後の電圧が得られました。
・・で、モバイルバッテリーにこの回路を直挿しだと取り回しに不便。
この回路は大体全長8cmくらいなので、長さ的には今回使ったモバイルバッテリーと同じくらいの全長になってしまうんですよね・・
って事で、延長コードを購入。
ダイソーで売っていたリール巻取りタイプの物を試したんですが、一応、運用は可能。
ですが、なんだか初動が不安定と言うか、なんだかあやしい。
コードもすぐ切れてしまいそうだし、そもそもアンペア表記も無いので別のものを購入。
今回使ったモバイルバッテリーがUSB3.0対応だったのと、大きな電流に対応した物のほうが安心だろうと言う理由でこれにしました。
ただこれ・・コードが太すぎて取り回しには不向きでした^^;
モバイルバッテリーに挿す部分も低くしたかったのでL型にしたんですが、ちょっと微妙かなぁ・・もっと柔らかくて融通の効きそうなコードがあれば、そちらの方が良いと思います。
で、この延長コードを使用すると、大体6.8V前後をキープ。
ちょっと電圧落ちちゃいますが、致し方ないですね。
二時間程度運用してみましたが、回路は大体、体温くらいの発熱で済んでます。
そしてやっぱり、7V前後の風量はすごい。
ですがこの回路、最大のネックが、モバイルバッテリー側の自動電源がOFFになってしまうと、回路のスイッチをONにしてもファンが回らないんですよね(ファンを止めて一定時間経つと、モバイルバッテリー側で自動OFFになってしまう)
USBコードを抜き差しするか、モバイルバッテリー側面にあるONボタンを押すしか方法が無い。
自動電源ONの状態なら、一定時間は回路の方でON/OFFできるんですけどね^^;
この回路の最大のメリットは、3V~7V前後の範囲で風量が微調整出来る所です。
7V
5V
3.4V(これ以上下にすると、テスターの画面が消えてしまうので計測不可)
自分の好みで調節できるのは良い点だと思います。
実用時には、テスター噛まさないと思いますので電圧はわかりませんが・・
7V運用時、1万mAhのモバイルバッテリーの減りを見る限り、3~4時間は運用可能だと思います。
追記:実験で2時間連続稼働させた所、バッテリーゲージが満の状態から約半分減っています。
使用環境にも左右される事を考えると、やはり3~4時間程かと思われます。
以下、この回路を使ってみたまとめです。
■ 良い点 ■
・ 安価で作成可能
・ 正常な回路であれば安定した電圧が得られる
・ 風量の調整が純正より細かく設定可能
・ モバイルバッテリーでお気軽運用(※)
・ どこか故障した場合、代替品を購入しやすい
■ 悪い点 ■
・ 動作保証が無い
・ 回路むき出しなので、ある程度の加工が必要
・ 純正品と比べて取り回しが悪い
・ 純正バッテリーの方がコンパクトで稼働時間が長い(※)
・ 何かあっても自己責任
(※)付き項目は新たに追記した箇所です。
ってとこですかね。
とりあえず、自室で使っているぶんには今の所問題は無いですが、炎天下で使ってどうなるか・・
それと、7V運用のWindCoreの状態ですが、ジャケット裾を締めすぎると鳩胸状態になって凄いです(笑)ある程度裾からも風を逃してやるほうが、全身クールダウンできて良い感じです。
何度も言いますが、上記方法は自己責任。
投資しても、純正を購入した方が安上がりだった・・!!!なんて事の方が、確率的に遥かに高いです。純正なら動作保証もある程度されますしね。
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