筆者の中で、ポータブル電源って、災害時用とか車中泊用とかに買うイメージがあります。

今回ポータブル電源を購入した動機ですが

① キャンプツーで使いたい
② 非常用電源を1つは持っていたかった
③ 好奇心に負けた

と言う理由です。

先に言っておくと、キャンプで普通に使うだけなら
20000mAh超えの大容量のモバイルバッテリーが3000円前後で買えたりするので、そちらを購入した方が良いと思います。

でも、欲しい時ないですか?AC電源(コンセント)。

昨今のキャンプ場は、AC電源完備の所が多くありますが、バイクツーリングでAC電源完備の所ってあんまり無いと思います。
それにAC電源付きサイトはちょっと割高だと思うのです。

筆者の場合、キャンプで使いたい最大の理由が

① PCの持ち込みがしたかった
② 手持ちの一眼レフカメラ(PENTAX K-1)のバッテリー充電が出来る
③ ゆくゆくはキャンプ場で映画鑑賞してみたい

と言う欲望にまみれた動機。

カメラのバッテリーは元々持ちが良いので、予備バッテリーを2個程持っていれば十分なんですが、PCやプロジェクタ用と考えるとAC電源が欲しいのです。

「そんな内容でキャンプがしたいなら車でやれよ!」

って怒られそうですが、いやいや、筆者はバイクでやるから意味があるんだと思うんです。
ChromecastでもFirestickでもプロジェクターに挿して星空の下で映画鑑賞。

ロマンの塊だと思うの。

そんな訳で、筆者の野望を果たすための第一歩として選んだのがこちら。
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何やら凄い真っ黒な箱。
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suaoki ポータブル電源D100 26800mAh/96.48Wh
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・出力
AC電源☓1
USBポート☓2(QUICKCHARGE3.0対応)
Type-C(PD)☓1

・充電方法
DC充電入力(アダプター同梱)
Type-C入力(出力と同じ端子)
DC12Vシガーソケット(アダプター同梱)
ソーラーパネル+ケーブル(別売)

・電池容量
96.48Wh(3.6V 26800mAh / 14.4V 6700mAh)

・寸法
200☓46☓145mm

・重量
1.5kg
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専用のポーチが付属してます。
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本体がスッポリ収まるコンパクト設計。
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でも、付属のケーブル類が全く入らないのです。
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説明書は英語と日本語でしっかり解説しています。
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残量インジケーターは4つ青いのランプで表示。
明るい所だと全然見えないくらい小さいのが玉に瑕です。
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ちなみに、この製品の本体充電中は他の端末に給電できません。
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AC電源を使う場合、左側のスイッチをONにする必要があります。
緑色のランプがONになれば使えるようになります。
注意点として、AC電源に切り替えるとType-Cでの給電が出来ない事。
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早速PENTAXのD-Li90Pを充電してみたいと思います。
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ちゃんと充電できてるみたいですね。
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ただ、カメラに付属していた純正の充電器は持ち運びに不便なので
こんな充電器を使っています。
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シガーソケットでも充電可能ですが
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この下のコンセントを立たせると
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直接コンセントに挿せるスグレモノ。
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これを挿しても当然ですが充電できました。
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物凄い無理矢理感(笑)
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今度はノートパソコンに繋いでみました。
試したのはDellの11インチノート Inspiron 11です。
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ちゃんと充電できてるみたいです。

さて、基本性能は確認できたので、実際ツーリングキャンプで使える物なのか検証します。

サイズですが、11インチノートのInspiron 11との大きさ比較。
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半分よりちょっと大きいですね。
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ノートPCより二倍くらいの厚みがあります。

実際キャンプに持っていったんですが、想像よりは嵩張らず良い感じでした。

問題は付属の充電用アダプター。
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これ、物凄く嵩張るんです。

前述の通り、充電方法は4つ。
アダプターやシガーソケットを使って充電する方法と、Type-C入力から充電する方法。
それと、別売りのソーラーパネル+ケーブルでの充電方法。

筆者はType-Cからの充電を選択してみました。
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BRG USB Type-Cケーブル1.2m
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USB端子からType-C端子へ給電できるケーブル。
おまけで巾着袋とmicroUSB→Type-C変換アダプターも同梱されてます。

このケーブルを使ってUSB端子から充電出来るか試してみた所、ちゃんと充電できました。
それと、手持ちのソーラーパネルを使ってUSB→Type-C入力で充電できるか検証。
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Anker製14Wソーラーチャージャー
3年前に購入した物で、現在同社からもっと高効率のパネルが安価で購入できます。
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室内蛍光灯では発電できませんでしたが、太陽光なら発電可能。
USB端子のインジケーターランプが点灯してます。
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Type-C入力からちゃんと充電されてました。
充電確認ランプが小さすぎて見づらいですが、青いLEDランプが光ってます。

出力的に14Wだと物足りないのですが、太陽光さえあれば充電できるのは心強いですね。
それにこのケーブルなら、バイクのUSB端子から充電できる訳で、タンクバックにポータブル電源を入れて走行中に充電も可能です。


結論から言うと、2~3泊のキャンプツー程度であれば、やはり大容量のモバイルバッテリーを購入した方が安上がりな上コンパクトなのでオススメです。

ただ、一点、AC電源が使えると言うメリットにどこまで魅力を感じるか?でしょうか。

今回購入したポータブル電源は、大きさ&容量的にはコンパクトに収まっている製品だと思います。

これを車中泊のように電気毛布用とかに考えると微妙な容量ですが、AC電源が使えると言うメリットは筆者にとっては魅力的でした。

作りはとてもしっかりしていて、安っぽくなく、ノートPCのサブ電源としてもアリだと思います。

ソーラーチャージャーがあれば、簡易的な節電も考えられる訳で、中々楽しめるアイテムじゃないでしょうか。


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