暖かくなりましたね。
超花粉飛んでて目がシパシパしますが
これはもうキャンプ行くしか無いと、ウッキウキで準備している筆者です。
で、準備中に出てきた鉈を見てふと斧も使ってみようと、今回のネタにしてみた次第です。
筆者が鉈を買った理由は、単純に斧より嵩張らなさそうだから。
キャンプ場で売ってる薪が結構太めで、筆者が持っている焚き火台では大きすぎたりするので、鉈でスパーン!と細かく割いてやろうと言う魂胆で、キャンプ場近くのホームセンターで何も考えず調達したのです。
・・実際には薪に食い込ませるのも至難の業で、お猿さんのようにウキー!!!と岩に叩きつけたり、ペグハンマーで鉈をクサビ代わりに食い込ませたりしてかなりの重労働だったのですが。
あまりにも割れないので、調べてみたら、鉈には二通りあって「片刃」と「両刃」で使用用途が違うんだそう。片刃は枝を払ったり皮をむいたりする用途で、薪を割るのは両刃。
筆者が持っているのは片刃でした・・
筆者は片刃を買ってしまった上に、すごくコンパクトなナイフのような大きさの物を買ってしまったため、重量もなく、薪を割るには全然向かないものだったのです。
少し大きいナイフくらいのサイズ。
枝払いやフェザーを作る用途には向いているのかもしれないけど、それならナイフの方が色々使えそうだよなぁ・・と今更思う筆者なのでした。
でもって、今回購入した斧。
Eletorot 斧 ケース付き 38.5cm (リンク先はAmazon)
形状も大きさもほぼ、人気のハスクバーナの手斧と同等で、ハスクバーナの半額と言うお値段。
ブランド名は刻印されておらず、柄の塗料が垂れていたりと値段相応の所はあります。
価格と、性能的に手持ちの鉈より薪が割やすそうと言う理由で選んだのがいかにも筆者らしい。
■ 斧を簡易に研いでみた ■
この斧、Amazonの他レビュアーが言うように刃がついてませんでした。
このままでも一応、薪が割れるようですが、刃がついていたほうが薪に食い込ませやすいので、手頃に研げる方法を検索。そして100円均一で売ってるダイヤモンドシャープナーと紙やすりでいけそうなので、早速買ってきました。(今回筆者は400番の紙やすりを使用)
研ぎは初挑戦。
これで10分くらい刃先を擦ってやると
さっきよりは刃っぽくなったかな?ってくらいは削れます。
刃先だけ尖ってても薪を割りにくいようなので、なるべく刃の幅を意識して研いでみました。
400番の紙やすりを使ってダイヤモンドシャープナーで付いた全体の傷を少し整えました。
錆防止なのか、買ったばかりの状態は黒い部分の他にも、透明なコーティングがされていたのでそれも削り取っちゃいました。(気が向いたら黒い部分も全体やすりかけてしまおうと思います)
研ぎが歪んでいたので、さらに調整して諸々30分くらいあれば一通りは形になるかと思います。
実際に薪に食い込んでくれるかは、今週キャンプで使う予定なので次回あたりにレポします(^^)
パラコードを巻いてみたりして、自分の斧!みたいなプチカスタムをしてたら、元々付属してたシース(刃を保護するケース。決してお寿司の事では無い。)では無く、自分で作ってみたくなりました。
ネットで調べると皆さん結構楽しんでらっしゃって、筆者も俄然やる気が出てきました(笑)
皮は昔、トラベルノート風スマホケースを作った時に余った皮があったので、とりあえず試作してみました。
■ 用意したもの ■
・ 皮(2mmくらいの厚さ)
・ カッター
・ カシメ(特大)
・ ジャンパーホック(大)
・ 各種ポンチ類(筆者の場合はレザーパンチ使用)
・ エッジカッター
・ ゴム台とフェルトの敷板
・ トコノール(筆者の場合は類似品のトコフィニッシュ)
・ 皮用ボンド(筆者はGボンド使用)
・ クリップ(皮を固定する為)
・ 型紙用の紙(筆者はA4コピー用紙を使用)
・ ボールペン
トコノールとかエッジカッターとかは無くても大丈夫ですが、あれば少しキレイに仕上げられると思います。皮は少し厚みがあるもののほうが良いと思います。
■ 試作してみた ■
まずは型紙を作ります。
今回、A4のコピー用紙を2つ折りにして、折った方を上にした状態で型を取りました。
斧を出し入れするので、こんな風に余裕があったほうが良いかなと考えてるところです。
大体の形ができたら、今度はカシメ分、大きめに型を取ります。
とりあえず型から1.5cm分大きく取って
斧を使ってこんな風に点をつなげてみました。
カシメの部分をこんな感じで接着しようかなとか、実際斧に型紙かぶせてみて変な部分を修正。
で、気がついたんですが、このまま左右対称にカットしてしまうと斧の厚み分ズレてしまうのです。
斧の厚みは2.6cmくらい。
なので、その分こんな風に開いて型を皮に転写。
こんな感じにカットできました。
・・うーん??なんか思ってたのと違う(笑)
ベルトの部分も切り出してクリップで仮固定。
このクリップ、参考にさせてもらった数々のサイト様でも使われていたんですが、写真撮影用の背景スタンドセットについてきたやつで、筆者も何故か持ってました。
トコノールで床面を磨いてみましたが、筆者はガラス板を買ってみたものの、使い方が悪いのか微妙な感じに・・・これなら指で全体塗りたくったのとあまり変わらないような気がします^^;
ベルト固定位置も決めて穴を開けたんですが、もう少し考えればよかったと後悔。
Gボンドをこんな風に塗りたくって
クリップで固定して接着。
このボンドは速乾で1時間くらいこのまま固定してれば多分くっつきます。
筆者は直にクリップで挟んでしまったので跡が残ってしまいました。
接着できたのでヘリを落として見映えを少し良くしようと試みます。
ああ・・接着する前にやればよかった・・・
ヘリもトコノール着けてヘリ磨き棒でゴシゴシ。
ちょっとは見映え良くなったか・・な・・・??
型紙を再利用して、カシメの位置決めをします。
レザーパンチでカシメを取り付ける穴を開けます。
カシメを仮組してみた。
・・うーん・・・カシメの色も位置も、皮の色もなんだかイメージと違う(笑)
ベルト取り付けにジャンパーホックも取り付けます。
反対側はカシメでベルトを固定しました。
カシメ打ちもジャンパーホック取り付けも、ゴム板があるとキレイにできます。
斧に取り付けて・・・完成です。
・・・だいぶイメージと違うなぁ・・・・^^;
ベルトの位置も、仮止めした時の場所の方が良かったかもしれません。
■ 試作してみた感想 ■
今回縫わないで良かったので比較的カンタンに作れました。
ただ、カシメの大きさや色、位置とか、シースの形状にも不満が残る結果になりました。
折角作ったので、革の保護剤を塗ったり、パラコードの色を変えたり、亜麻仁油塗ってみたりしてたら愛着が湧いてきました。刻印もされてない斧だけに、色々と自分好みに改造できるのは良いかもしれません。柄に焼印とかできたら楽しそうだなー(笑)
★ 追記 ★
早速キャンプで薪割したところ、軽い力でもスコっと薪に食い込んでくれてGOODです(笑)
■ 関連動画 ■
【キャンプ】薪割り用に安い手斧買ったので、簡易的に研いでシース作ってみた話【レザークラフト】【斧】
【キャンプ】多機能シャベルで薪が割れるか検証してきた【斧】
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超花粉飛んでて目がシパシパしますが
これはもうキャンプ行くしか無いと、ウッキウキで準備している筆者です。
で、準備中に出てきた鉈を見てふと斧も使ってみようと、今回のネタにしてみた次第です。
筆者が鉈を買った理由は、単純に斧より嵩張らなさそうだから。
キャンプ場で売ってる薪が結構太めで、筆者が持っている焚き火台では大きすぎたりするので、鉈でスパーン!と細かく割いてやろうと言う魂胆で、キャンプ場近くのホームセンターで何も考えず調達したのです。
・・実際には薪に食い込ませるのも至難の業で、お猿さんのようにウキー!!!と岩に叩きつけたり、ペグハンマーで鉈をクサビ代わりに食い込ませたりしてかなりの重労働だったのですが。
あまりにも割れないので、調べてみたら、鉈には二通りあって「片刃」と「両刃」で使用用途が違うんだそう。片刃は枝を払ったり皮をむいたりする用途で、薪を割るのは両刃。
筆者が持っているのは片刃でした・・
筆者は片刃を買ってしまった上に、すごくコンパクトなナイフのような大きさの物を買ってしまったため、重量もなく、薪を割るには全然向かないものだったのです。
少し大きいナイフくらいのサイズ。
枝払いやフェザーを作る用途には向いているのかもしれないけど、それならナイフの方が色々使えそうだよなぁ・・と今更思う筆者なのでした。
でもって、今回購入した斧。
Eletorot 斧 ケース付き 38.5cm (リンク先はAmazon)
形状も大きさもほぼ、人気のハスクバーナの手斧と同等で、ハスクバーナの半額と言うお値段。
ブランド名は刻印されておらず、柄の塗料が垂れていたりと値段相応の所はあります。
価格と、性能的に手持ちの鉈より薪が割やすそうと言う理由で選んだのがいかにも筆者らしい。
■ 斧を簡易に研いでみた ■
この斧、Amazonの他レビュアーが言うように刃がついてませんでした。
このままでも一応、薪が割れるようですが、刃がついていたほうが薪に食い込ませやすいので、手頃に研げる方法を検索。そして100円均一で売ってるダイヤモンドシャープナーと紙やすりでいけそうなので、早速買ってきました。(今回筆者は400番の紙やすりを使用)
研ぎは初挑戦。
これで10分くらい刃先を擦ってやると
さっきよりは刃っぽくなったかな?ってくらいは削れます。
刃先だけ尖ってても薪を割りにくいようなので、なるべく刃の幅を意識して研いでみました。
400番の紙やすりを使ってダイヤモンドシャープナーで付いた全体の傷を少し整えました。
錆防止なのか、買ったばかりの状態は黒い部分の他にも、透明なコーティングがされていたのでそれも削り取っちゃいました。(気が向いたら黒い部分も全体やすりかけてしまおうと思います)
研ぎが歪んでいたので、さらに調整して諸々30分くらいあれば一通りは形になるかと思います。
実際に薪に食い込んでくれるかは、今週キャンプで使う予定なので次回あたりにレポします(^^)
パラコードを巻いてみたりして、自分の斧!みたいなプチカスタムをしてたら、元々付属してたシース(刃を保護するケース。決してお寿司の事では無い。)では無く、自分で作ってみたくなりました。
ネットで調べると皆さん結構楽しんでらっしゃって、筆者も俄然やる気が出てきました(笑)
皮は昔、トラベルノート風スマホケースを作った時に余った皮があったので、とりあえず試作してみました。
■ 用意したもの ■
・ 皮(2mmくらいの厚さ)
・ カッター
・ カシメ(特大)
・ ジャンパーホック(大)
・ 各種ポンチ類(筆者の場合はレザーパンチ使用)
・ エッジカッター
・ ゴム台とフェルトの敷板
・ トコノール(筆者の場合は類似品のトコフィニッシュ)
・ 皮用ボンド(筆者はGボンド使用)
・ クリップ(皮を固定する為)
・ 型紙用の紙(筆者はA4コピー用紙を使用)
・ ボールペン
トコノールとかエッジカッターとかは無くても大丈夫ですが、あれば少しキレイに仕上げられると思います。皮は少し厚みがあるもののほうが良いと思います。
■ 試作してみた ■
まずは型紙を作ります。
今回、A4のコピー用紙を2つ折りにして、折った方を上にした状態で型を取りました。
斧を出し入れするので、こんな風に余裕があったほうが良いかなと考えてるところです。
大体の形ができたら、今度はカシメ分、大きめに型を取ります。
とりあえず型から1.5cm分大きく取って
斧を使ってこんな風に点をつなげてみました。
カシメの部分をこんな感じで接着しようかなとか、実際斧に型紙かぶせてみて変な部分を修正。
で、気がついたんですが、このまま左右対称にカットしてしまうと斧の厚み分ズレてしまうのです。
斧の厚みは2.6cmくらい。
なので、その分こんな風に開いて型を皮に転写。
こんな感じにカットできました。
・・うーん??なんか思ってたのと違う(笑)
ベルトの部分も切り出してクリップで仮固定。
このクリップ、参考にさせてもらった数々のサイト様でも使われていたんですが、写真撮影用の背景スタンドセットについてきたやつで、筆者も何故か持ってました。
トコノールで床面を磨いてみましたが、筆者はガラス板を買ってみたものの、使い方が悪いのか微妙な感じに・・・これなら指で全体塗りたくったのとあまり変わらないような気がします^^;
ベルト固定位置も決めて穴を開けたんですが、もう少し考えればよかったと後悔。
Gボンドをこんな風に塗りたくって
クリップで固定して接着。
このボンドは速乾で1時間くらいこのまま固定してれば多分くっつきます。
筆者は直にクリップで挟んでしまったので跡が残ってしまいました。
接着できたのでヘリを落として見映えを少し良くしようと試みます。
ああ・・接着する前にやればよかった・・・
ヘリもトコノール着けてヘリ磨き棒でゴシゴシ。
ちょっとは見映え良くなったか・・な・・・??
型紙を再利用して、カシメの位置決めをします。
レザーパンチでカシメを取り付ける穴を開けます。
カシメを仮組してみた。
・・うーん・・・カシメの色も位置も、皮の色もなんだかイメージと違う(笑)
ベルト取り付けにジャンパーホックも取り付けます。
反対側はカシメでベルトを固定しました。
カシメ打ちもジャンパーホック取り付けも、ゴム板があるとキレイにできます。
斧に取り付けて・・・完成です。
・・・だいぶイメージと違うなぁ・・・・^^;
ベルトの位置も、仮止めした時の場所の方が良かったかもしれません。
■ 試作してみた感想 ■
今回縫わないで良かったので比較的カンタンに作れました。
ただ、カシメの大きさや色、位置とか、シースの形状にも不満が残る結果になりました。
折角作ったので、革の保護剤を塗ったり、パラコードの色を変えたり、亜麻仁油塗ってみたりしてたら愛着が湧いてきました。刻印もされてない斧だけに、色々と自分好みに改造できるのは良いかもしれません。柄に焼印とかできたら楽しそうだなー(笑)
★ 追記 ★
早速キャンプで薪割したところ、軽い力でもスコっと薪に食い込んでくれてGOODです(笑)
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