前回の続き。

Kickstarterで立ち上がったプロジェクト YASHICA Y35(リンク先はKickstarterページ)

色々とトラブルが続き、最初の好印象から一転。
とても辛辣なコメント、レビューが多いこのカメラ。

この度、日本国内ではVillageVanguardのサイトでも購入可能になったようです。
(リンクはVillageVanguardのページ)

今回は各digiフィルムで撮った風景サンプルと使用感を書いてみます。
前回、外観に関しては残念な部分が多々あったので、筆者にしては辛辣な記事になったものの、日中使ってみた印象としては割と好印象でした。

誤解の無いように言っておくと、これから書く内容はあくまで筆者の主観です。

価格はともかくとして" フィルムカメラの様に楽しめるデジタルトイカメラ "としてのコンセプトは成功しているのでは無いかと思います。ただ、" YASHICA "と言う名前が予想以上に期待値を上げてしまった事と、発送の遅延による遅延の中、心待ちにしている人達を逆撫でしていると思わせる対応は本当にまずかったと思います(※)

※ コメントやメールに返信しない事や、参考出展とは言え実店舗での販売を全バッカーの出荷を待たず行ってしまった事など


荒れに荒れた中で出荷が始まった訳ですが、バッカーの怒りが最高潮の中、動画投稿サイトやブログ記事で標的(ネタ)にされるのは仕方がない事だと思います。筆者的にも正論だと思う部分と、まだ出荷を待っている人達がいる中で、これはやりすぎでは・・と心が痛くなるような動画もありました。

そこで、今回はこのカメラの正直な感想を書いていこうと思います。

なるだけ誤解の無いように紹介しようと思うので、筆者はこんな動機でこのカメラを購入したよって内容を書いておきます。



■ 筆者はこんな人 ■

・ ” YASHICA "ブランドが復活!!・・とは最初から思っていなかった。
・ 他サイト記事で、好印象な記事が多かったので期待していた。
・ フィルムカメラを使ってみたいけど、現像とか大変そうだなと思っていた矢先に発見した。
・ 変なガジェットが大好き。
・ クラウドファンディングに元から興味があった。

・ プロジェクトの内容から、トイカメラだとは思っていた。
・ でも、1万円以上の物がほぼプラスチックになるとは思っていなかった。


実物を見て正直に言うと、やはり外見だけは見栄を張って欲しかった。
価格的にもそれなりの外見を期待した人は多かったはずです。
前回の記事では、そんな筆者のなんとも言えないやるせなさを書きました。

それでも、撮れた写真の印象としては筆者として好印象です。
以下では画像サンプルを含め、使用感を書いていきます。



■ 実際に使ってみた ■

このカメラ、露出以外は自分で操作できる所がありません。

使い方は訳あって後述しますが、他は1秒露光モードがついているのみです。
絞りもピント合わせも出来ないので、カメラの大きさと軽さ含めて、デジタル版写ルンですがあったらこんな感じ?と言う印象です。

殆どがカメラ任せなので、露出が自分好みになるように今回ちょっとズルしちゃいました。
SDカードを” FlashAir "にしてみたらちゃんと使えたのです。

ちなみに、単三電池2本駆動なので、電池が心許無い時はこんなのも使えます。


と、最近貼ってなかったお小遣い稼ぎをしつつ、露出の調整を行いました。
(例のごとくかなり適当です)

天候は曇天。digiフィルムはBlack&white iso100です。
全て撮って出しの状態で、ブログに貼り付けられました。

設定露出+2
+2
設定露出+1
+1
設定露出±0
no title
設定露出-1
-1
設定露出-2
-2
とりあえず割とまともに写るんだなーって思いました。
普通は撮影するものによって露出を変えるんでしょうが、今回は全部露出を+1で撮りました。あとから考えると、検証なのだから全部±0で撮るのが普通だよね・・

・・さ、次。

露出+1にして各digiフィルムを見ていきましょう。

■ Black&white iso100 SS1/2107
Y35_0094

■ digiフィルム iso200 iso100 SS1/3687 (分かりづらい表記ですがiso200と言うフィルム名)
iso200

■ digiフィルム iso1600 iso100 SS1/5900 (分かりづらい表記ですがiso1600と言うフィルム名)
iso1600

■ YASHICA Blue iso100 SS1/3687
blue

■ Fancy iso100 SS1/3687
Fancy

■ 6×6 iso100 SS1/3687
6×6

水平線があっても水平が取れない自分に絶望した。

・・・それはともかくとして、フィルムカメラで撮った感じが凄くしませんか?
画質の粗さと、レンズの歪みも相まって、なんだかとってもレトロな雰囲気。

フィルム巻き上げレバーを引かなければ撮れないと言うギミックと、フィルムを実際に替えないとiso感度や雰囲気を変えられないのも、” フィルムカメラで撮ってる感じ ”がしてとても楽しめます。

このカメラのレンズですが、少し煽っただけでかなり画像が歪みます。
Y35_0335
水平と垂直をある程度取ってもこんな風に歪みます。
Y35_0337
煽ったりするとこんな風になったり
Y35_0051
こんな感じになったりします。

それとこのカメラ、押したレリーズボタンを離した時にシャッターが切れる仕様になっていて、レリーズが戻る反動がとても強い為に、ブレた写真になりやすいです。途中からふと気になって、レリーズ押しっぱなしにしてたらシャッターが切れたんです。お?即シャッター切れないのは不便だけど、これは使いやすいと、この日ずっと使い続けていたら・・・

途中、撮った画像を確認して愕然。

こんなのや↓
Y35_0184

こんな撮った覚えのない画像が大量生産されてました・・↓
Y35_0208

家に帰って知りました。
シャッターボタン長押しは1秒露光モードだったのです。

シャッター切れたと思ってスッとカメラを降ろした時に何故かシャッターが切れていたっぽい。
んんん・・何だろうこの釈然としない感じ・・・

それでも失敗した写真のいくつかは、とても面白い写りをしてました。
Y35_0157
地球は丸かった。



■ 今回のまとめ ■

今回、一日使ってみた正直な感想は” 撮ってて楽しい "でした。
トイカメラとしては確かに割高に感じます。
見た目のチープさと材質の軽さも相まって、値段相応か?と言う疑念は拭えません。

しかしながら、筆者が最初にこのプロジェクトに期待した” 楽しさ "は十分味わえる物でした。

今回は十分な光量のある昼間の屋外での撮影でしたが、次回は屋内で撮った作例と、小物を利用してみた感想を書いていこうと思います。まだまだ引っ張るよー!(笑)

それでは次回、お楽しみに^^


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