今回は簡単に出来るテント改造のお話。

以前紹介したワンポールテント

by カエレバ


■ 関連記事 ■
コンパクトワンポールテント買ってみた その①
コンパクトワンポールテント買ってみた その②
コンパクトワンポールテント買ってみた その③


お一人様で過ごすには快適すぎる居住スペースを備えたこのテント。
かなり使い勝手も良く、筆者お気に入りのテントなんですが、最近もっと快適に使いたいと言う欲が湧いてきました。

ワンポールテントの最大の欠点とも言える、真ん中にドーンと立っているポール。
これが無ければもっと快適なのになぁ・・なんて思っていた矢先、こんな商品を発見。

by カエレバ


こんな事できるのかと、ツーポールテント化に心躍らせていたんですが、この製品、継ぎ足しポールが50cm刻みなのは良いとして、ポールが直径28mmと太め。ライダーズワンポールテントに付属しているセンターポールの直径が15mmなので、同じくらいのパイプ径で二股化したい。それにフタマタノキワミ自体、結構嵩張りそうな形状をしていて、バイクツーリングに持っていくには躊躇してしまいそう。何よりフルセットがテント並に高い。

それなら自作できないかと、ホームセンターへ行ってパーツを探してみました。


■ 自作パーツの条件 ■

・安い
・加工がしやすい
・バイクにも積みやすい携帯性の良さ

今回のテーマは『お手軽』なので、上記条件で探してみます。


■ 素材探し ■


ネットで検索すると結構皆様DIYツーポールテント化をしてらっしゃって、その中でも一番メジャーに使われていたパーツ。
by カエレバ


我が家の近くのホームセンターに現物が売っていたので見てきたんですが、予想以上にデカイ。
そして接続できるポール直径は28mmとやはり太い。そして何よりズッシリとした重みがあるパーツで筆者がイメージするようなお手軽ツーポール化はできなさそう。

他の方法は無いかネットで調べると、テニスボールにポールをぶっ刺すと言う荒業を発見。
だけどこれ、後述しますがかなり理にかなった物でした。

しかし折角ホームセンターに来たのだから、『筆者独自のDIYツーポール化』がしたい。色々と物色して、筆者がまず目をつけたのが園芸コーナーにあったこのパーツ。
DSC_0006
タカギ ジョイントL型 ホース継手19mm

直径19mmのタイプでパーツの内径が16mm。
筆者がライダーズワンポールテントで使っているポール、Sutekusアジャスタブルポールの外径が16mmなので丁度スッポリ入る。筆者はこのポールでツーポール化をしたいと考えていたので、これは良いんじゃないかなー?と思ってたんですが、このパーツ、良くも悪くも90度固定なんです。

by カエレバ

DSC_0006-2
赤い部分をカットすれば、90度以下にはできそうですが、90度以上広げる事は難しそう。
カット部分を外側にすれば90度以上開けそうですがどちらにせよ融通が効かない。

そして脳裏によぎったのは、テニスボールにぶっ刺すと言う荒業。

無題
テニスボールに挿す事で先端の養生とある程度の角度変化に対応しているんですね。
穴の位置さえポイント抑えられればかなり良い案なんだなぁ・・

しかし、筆者は今回オリジナリティを求めてやってきたのだ。
ひっそり駄目だった時の為に硬式テニスボールを買い物かごに忍ばせて物色は続く。

テニスボールの代わりにゴムの塊を・・とか考えたんですが、どの形状もピンとくるものが無く、スーパーボールに穴開けてやろうかと考えていたところ、見つけました!DIYツーポールテント化の為のパーツ!

それがこれ。

by カエレバ


ドアレバーのグリップゴムです
DSC_0007
このモコモコな形状、素材の厚さ。
内径20mmと微妙に余裕があるのも良い。


■ 実際に試してみる ■

早速ツーポール化できるか実験。
DSC_0008
今回はこの先端ポールは使いません。

DSC_0009
こんな風に継ぎ手ポールをグリップに挿入します。

DSC_0011
そして反対側にも同じ様にポールを挿入するんですが
このグリップゴム、片側は穴が開いていないので、事前に加工が必要です。
筆者はハサミでチョッキンした上でグリグリ穴を開けました。

DSC_0012
折り返すとこんな感じになります。

DSC_0013
とりあえず5本継ぎ足して250mmのポールを作ってみましたが、ライダーズワンポールテントには短すぎました。もう一本継ぎ足して300mmにしてピッタリ。

DSC_0019
300mmの二股ポールを中に入れ込むのがかなり難しいですが、無理くり入れてこんな感じに立ち上げる事ができました。

DSC_0017
ポールはこの赤線の部分に這わせています。

DSC_0024
反対側もテント形状に沿って隅に設置してみたんですが、傾いてますね・・

このテントの形状は五角形。
2
本来ポールは対角にこんな風に設置すべきですが

1
青線のような位置に設置した為、ポールは赤線のような変形した不安定な形になったと言う訳です。後ろ側の補助ロープを調整すれば傾斜は解消できるかもしれませんが、立てる際の位置をきちんと対角にできるように考えた方が無難かもしれません。

DSC_0028
と言うことで、対角にポールが来るように調整。

DSC_0029
今度は割と真っ直ぐに立てることができました。

DSC_0032
元々広かったテントが余すこと無く使えるようになりました。

DSC_0005
それと、今回ツーポールテント化するにあたり、グランドシートも新調しました。


by カエレバ


DSC_0002
畳むとこんなにコンパクトで専用ポーチ付き。

DSC_0004
ハトメも各隅に開いているのでペグ固定もしやすいです。
素材も厚みがあり、しっかりと防水しそうな生地で安心しました。

今まで四角いグラウンドシートを二枚使ってセンターポールを避けていましたが、センターポールが無くなったのでグラウンドシート一枚で済むようになったのです。

問題はテントは五角形、これは六角形なので、筆者は少し小さめのLサイズを購入したんですが、このテントには少し小さかったかも。


■ ツーポール化メリットデメリット ■

メリット
・居住スペースが無駄なく使える
・グラウンドシートが一枚で済む

デメリット
Sutekusアジャスタブルポールを2セット使用するため嵩張る
・設置がワンポール時より難しい

と言った所でしょうか。


■ 総評 ■

居住スペースの開放感はデメリットを遥かに凌駕するだけの価値はあるかと思います。
また、ポールが増えた分もテント付属の収納袋に全て収める事が出来たので、実際は重量が多少増える程度の感覚で持ち運びは可能です(その他にワンポール+ハンマーを一緒に梱包してもギリギリ大丈夫でした)

ポール二股化に使ったグリップゴムですが、あまり動きの無い頂点である事と、すっぽ抜けるような様子が無かったので採用と言う事にして、しばらく使ってみようかと思います。ただ、今回軽量のライダーズワンポールテントに使用しましたが、16mmのポールでは結構たわみが出ました。
ビックワンポールテントの設営に使えるかと言えば、ポール径が心許無いと言うのはあるかもしれません。

それと今回使用したグリップゴムですが、強く捻れたりするとやはり裂けてしまうようです。もっと径の太いゴムホースで補強した上でゴムグリップを被せるとか対策を考えたほうが良い気がします。(メッシュホースなら尚更強度も上がって良いかも)。

現状思いつくのはこれくらいですかね。
暫く使ってみて、なにかあればまたレポートしていきますね(^^)


スポンサードリンク