前に1万円で買えるカーボン三脚の話を書いたんですが
一万円くらいで買えるカーボン三脚を試す
今回は性懲りもなく、激安のアルミ製の三脚を買ってみました。
これが予想以上のクオリティだったので今回記事にした次第です。
購入したのはこちら
セールで700円程お得になっていたのもあって、ついポチってしまいました。
今回は手持ちのカーボン三脚と比較をしてみました。
【※】 上記表のカーボン三脚リンク先ですが、筆者が購入した時よりも雲台形状がバージョンアップされているようです。樹脂製かは不明ですが、商品ページの写真では特徴的だった雲台の形状では無く、一般的な雲台に変更されているような気がします。石突の形状もゴムのみだったのがスパイク形状にもできるよう変更されているのは興味深いです。上記表の数値は、筆者が持っているバージョンの物を適用しています。
今回のアルミ三脚。
重量、収納サイズの点ではカーボン三脚に劣りますが、他全て今回のアルミ三脚の方が数値が良いです。重量はどうする事も出来ませんが、なんとこの三脚、ギリギリバイクのトップケースに収まるサイズと言うのも筆者にとっては特筆すべき点です。
もう一つ特筆すべき点は、この三脚の自由雲台部分。
この手の三脚では定番になっているボールヘッド型ですが、その精度がとても良いのです。耐荷重10kgを謳っているだけあって、PentaxK-1+タムロンA001(1.32kg)の状態で、角度を付けてもガタツキ無くしっかりと固定できるのが驚きです。
この価格でこれだけしっかり角度調整できるとは思ってもみませんでした。
横の首振りの動きも滑らかで、価格を考えれば破格の出来と言っても良いと思います。
25mmの脚径は耐荷重10kgの三脚にしては細身に見えます。
作りは値段なりですが、不整地などよりも強風下で心許ない程度で、作りとしては悪くないです。
特に脚の開度調整機構はカッチリしていて好印象。
最高164cmになるこの三脚ですが、付属の延長チューブを使った上での数字だと思われます(延長チューブは93mm)。そのかわり、ざっと高さを測った感じだと雲台部分は含まれない数字だと思うので、雲台を入れると+9cmで173cmと言う所でしょうか。K-1を取り付けると180cm以上ある部屋の入り口よりも高くなっちゃいますね。殆どの場合、必要十分な高さだと思います。ただここまで高いと流石に不安定になるのであまりお薦めはしません。
最低46.5cmの高さにするには
この延長チューブをエレベーター軸部分と差し替える事で可能になります。
延長チューブを使用する場合はこの溝を上手く合わせないといけません。
中軸を延長チューブに差し替える事で、最大に脚を開いた状態(最も低い状態)での安定性はかなりしっかりしてます。
星景撮影等ではかなり役に立ちそうです。
雲台部分は一般的な3/8ネジで汎用性があり、雲台部分のみ他の三脚と交換する事も可能です。
手持ちのカーボン三脚にも取付が可能なので、軽量化と収納性、カーボン素材による耐振動性能を重視するならそれもアリかもしれません(ほぼ実感できないレベルだと思いますが・・)。
三脚の石突部分は取外しが可能で、1/4ネジのスパイクを取り付ける事が可能です。
(ホームセンターでネジサイズを直接確認してきました)
低価格帯の商品は、大抵独自規格のものを使っている事が殆どなんですが、カメラ用三脚だけあってここら辺の規格はしっかりさせているのが好印象です。また、この手の三脚の定番になっている中軸反転によるローポジ撮影や、一脚化も可能で、デザインも悪目立ちするような所が無い為、この価格でとても良くできた製品と言わざるを得ませんでした。
注意点としては、この価格ですから製品にバラツキがある可能性がある事でしょうか。
それと、前述したように脚が一眼フルサイズを使うには細身である為、最大に伸ばして使うには心許なく、ミドルからローポジション程度にしておいた方が無難だと思われます。
とりあえず、今度のキャンプでこれを持って星でも撮ってこようかと思っています。
その時は日記形式で色々レポートしますね^^
一万円くらいで買えるカーボン三脚を試す
今回は性懲りもなく、激安のアルミ製の三脚を買ってみました。
これが予想以上のクオリティだったので今回記事にした次第です。
購入したのはこちら
セールで700円程お得になっていたのもあって、ついポチってしまいました。
今回は手持ちのカーボン三脚と比較をしてみました。
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付属品 |
ボールヘッド用収納袋 |
ボールヘッド用収納袋 |
機能 |
中軸反転可能 |
中軸反転可能 |
重量 |
1.61kg |
146kg |
素材 |
アルミ |
カーボン |
石突素材 |
ゴム製 |
ゴム製 |
雲台タイプ |
自由雲台(アルミ製) |
自由雲台(樹脂製) |
耐荷重 |
10kg |
8kg |
収納サイズ |
465mm |
390mm |
最大脚径 |
25mm |
26mm |
最小脚径 |
16mm |
16mm |
最低 |
46.5cm |
53cm |
最高 |
164cm |
147cm |
【※】 上記表のカーボン三脚リンク先ですが、筆者が購入した時よりも雲台形状がバージョンアップされているようです。樹脂製かは不明ですが、商品ページの写真では特徴的だった雲台の形状では無く、一般的な雲台に変更されているような気がします。石突の形状もゴムのみだったのがスパイク形状にもできるよう変更されているのは興味深いです。上記表の数値は、筆者が持っているバージョンの物を適用しています。
今回のアルミ三脚。
重量、収納サイズの点ではカーボン三脚に劣りますが、他全て今回のアルミ三脚の方が数値が良いです。重量はどうする事も出来ませんが、なんとこの三脚、ギリギリバイクのトップケースに収まるサイズと言うのも筆者にとっては特筆すべき点です。
もう一つ特筆すべき点は、この三脚の自由雲台部分。
この手の三脚では定番になっているボールヘッド型ですが、その精度がとても良いのです。耐荷重10kgを謳っているだけあって、PentaxK-1+タムロンA001(1.32kg)の状態で、角度を付けてもガタツキ無くしっかりと固定できるのが驚きです。
この価格でこれだけしっかり角度調整できるとは思ってもみませんでした。
横の首振りの動きも滑らかで、価格を考えれば破格の出来と言っても良いと思います。
25mmの脚径は耐荷重10kgの三脚にしては細身に見えます。
作りは値段なりですが、不整地などよりも強風下で心許ない程度で、作りとしては悪くないです。
特に脚の開度調整機構はカッチリしていて好印象。
最高164cmになるこの三脚ですが、付属の延長チューブを使った上での数字だと思われます(延長チューブは93mm)。そのかわり、ざっと高さを測った感じだと雲台部分は含まれない数字だと思うので、雲台を入れると+9cmで173cmと言う所でしょうか。K-1を取り付けると180cm以上ある部屋の入り口よりも高くなっちゃいますね。殆どの場合、必要十分な高さだと思います。ただここまで高いと流石に不安定になるのであまりお薦めはしません。
最低46.5cmの高さにするには
この延長チューブをエレベーター軸部分と差し替える事で可能になります。
延長チューブを使用する場合はこの溝を上手く合わせないといけません。
中軸を延長チューブに差し替える事で、最大に脚を開いた状態(最も低い状態)での安定性はかなりしっかりしてます。
星景撮影等ではかなり役に立ちそうです。
雲台部分は一般的な3/8ネジで汎用性があり、雲台部分のみ他の三脚と交換する事も可能です。
手持ちのカーボン三脚にも取付が可能なので、軽量化と収納性、カーボン素材による耐振動性能を重視するならそれもアリかもしれません(ほぼ実感できないレベルだと思いますが・・)。
三脚の石突部分は取外しが可能で、1/4ネジのスパイクを取り付ける事が可能です。
(ホームセンターでネジサイズを直接確認してきました)
低価格帯の商品は、大抵独自規格のものを使っている事が殆どなんですが、カメラ用三脚だけあってここら辺の規格はしっかりさせているのが好印象です。また、この手の三脚の定番になっている中軸反転によるローポジ撮影や、一脚化も可能で、デザインも悪目立ちするような所が無い為、この価格でとても良くできた製品と言わざるを得ませんでした。
注意点としては、この価格ですから製品にバラツキがある可能性がある事でしょうか。
それと、前述したように脚が一眼フルサイズを使うには細身である為、最大に伸ばして使うには心許なく、ミドルからローポジション程度にしておいた方が無難だと思われます。
とりあえず、今度のキャンプでこれを持って星でも撮ってこようかと思っています。
その時は日記形式で色々レポートしますね^^
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